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掲載日: 2021年3月17日

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令和3年度病害虫発生速報第2号(りんご 黒星病)【病害虫防除所】

対象作物:りんご

りんごの生育に合わせた
黒星病の休眠期防除・伝染源対策の徹底を!

発生概況及び今後の予報

  • (1) 令和2年10月に実施した調査では、新梢先端葉の葉裏に新たに黒褐色のシミ状の病斑が発生している園が広く確認されており、園内の越冬伝染源量が高まっている恐れがある。
  • (2) 向こう1か月の天候は、気温が高く、降水量は多いと予報されており、りんごの生育が早まることが予想される(発芽期(ふじ):平年;4月3日、前年;3月29日)。
  • (3) 3月15日現在、子のう胞子の初飛散(4か年平均:4月6日、前年:3月22日)は確認されていないが、今後の天候により例年より早まる恐れがある。

防除対策

  • (1) 計画的に剪定作業等を進め、防除時期を失することがないよう休眠期防除を確実に実施する。
  • (2) 前年の被害落葉は伝染源となるため、落葉の処分や堆肥散布による落葉の被覆等により、園内の伝染源密度の低下を図る。

↓pdfはこちらをクリック↓

(JPG:826KB)
前年秋季に見られた病斑と伝染源となる前年の被害落葉