ホーム > テーマ別情報 > 安全農産物生産 > 農作物有害動植物発生予察情報 > 2020年度の農作物有害動植物発生予察情報 > 令和2年度病害虫発生速報第10号(西洋なし輪紋病)【病害虫防除所】
掲載日: 2020年7月10日
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輪紋病の感染拡大が懸念!
雨の合間を見て薬剤防除の徹底を!
(1)柄胞子の初飛散は5月28日(平年:6月7日、前年:6月11日)と早く、その後、降雨のたびに胞子飛散が確認されている。
(2)7月1日以降、降雨日が多く、感染に好適な気象条件となっており、今後も降雨日が多いと予想されていることから、感染の拡大が懸念される。
(1)降雨が続くと感染が多くなるので、薬剤の散布間隔が10日以上あかないよう雨の合間を見て防除を行う。
なお、散布予定日に降雨が予想される場合には、降雨前に防除を行う。
(2)梅雨明けまでは重要な防除時期に当たるので、果実や枝幹部に薬液が付着するよう十分な薬液量でていねいに散布する。
(3)不要な徒長枝はせん除し、樹冠内部への薬剤到達を高める。
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