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りんご黒星病の注意報発表!!【病害虫防除所】
1 病害虫名
りんご黒星病
2 対象地域
県下全域
3 発生量
やや多い
4 注意報発表の根拠
- ア.前年の発生量が多く、本年の伝染源密度は高いと推測される。
- イ.県予察圃場(寒河江市)の生態調査では、りんご「ふじ」の展葉期は4月4日(平年:4月13日、前年:4月14日)と早い。
- ウ.伝染源となる前年被害葉からの子のう胞子の初飛散は3月22日(3か年平均:4月11日、前年:4月11日)と早く、降雨のたびに胞子の飛散が確認されている。
5 防除対策
- ア.園地をこまめに観察し、生育状況にあわせて展葉期及び展葉10日後の薬剤防除を徹底する。
- イ.開花期前後は、特に重要な防除時期に当たるので、開花直前及び落花直後の2回、DMI剤(EBI剤)混合剤またはDMI剤に保護殺菌剤(チウラム剤、マンゼブ剤)を加用し散布する。
- ウ.散布予定日に降雨が予想される場合は、計画を前倒しして降雨前に散布するとともに、散布間隔が10日以上あかないようにする。
- エ.薬剤散布に当たっては、十分な薬液量(400L以上/10a)で、散布ムラが生じないようにていねいに散布する。
- オ.DMI剤耐性菌が県内で確認されているため、DMI剤単成分剤だけでは散布しない。また、DMI剤の総使用回数は2回以内とする。
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注意報第1号(PDF:141KB)