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掲載日: 2024年9月11日

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「つや姫」も刈取適期に突入!
速やかに刈取りを開始し、丁寧な乾燥調製を!

 米づくり技術情報No.22(PDF:712KB)

 「つや姫」も9月12日頃から刈取適期に入ります!気温の高い状態が続いており、刈取適期を過ぎると胴割粒や茶米が急増する可能性が高まります。速やかに刈取り作業を進め、丁寧な乾燥調製を行って高品質米に仕上げましょう!

早急に刈取り作業を進めましょう!

 9月以降も真夏日が続き、昼夜の気温差が大きくなっているため、青籾歩合や籾水分が急速に低下してきており、青米も減少しています。速やかに圃場を見回って青籾歩合や籾水分を確認し、刈取適期内でも早目に刈取作業に入りましょう。

刈遅れは胴割れ等による品質低下の恐れあり!

 本年は、胴割粒の発生しやすい条件となっていることに加え、9月4日、10日に強い乾燥状態になっています。また、高温の影響で刈取りの晩限も早まっており、刈取適期を過ぎて強い乾燥状態となると胴割粒の急増が懸念されます。

きめ細かな乾燥調製で最高品質に!

  1. 乾燥時は、籾水分、青籾歩合、張り込み量を十分に確認し、二段乾燥を行うなど丁寧に乾燥しましょう。また、乾燥機の送風温度を確認し、急激な乾燥や過乾燥とならないように注意しましょう。
  2. 籾すりを行う前には、必ず「試し摺り」を行い、肌ずれ、砕米、胴割れ、籾及び夾雑物混入等がないことを確認して連続作業に入りましょう。
  3. 選別は1.90mm網目(LL)(「雪若丸」は1.95mm(GL)推奨)の使用を基本とし、整粒歩合の向上を図りましょう。
  4. 白未熟粒や着色粒が見える場合は色彩選別機等で取り除き、高品質米に仕上げて出荷しましょう。

お問い合わせ

農業技術環境課作物振興 

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