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掲載日: 2024年6月25日

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茎数多い!直ちに中干しをして生育制御!

米づくり技術情報No.10(PDF:768KB)

 6月25日現在の農業総合研究センター本所及び水田農業研究所の「はえぬき」の生育は、平年と比較して草丈は長く、茎数、葉数は多く、葉色は平年並み~やや濃くなっています。また、県内全域で、生育は進んでおり、茎数過剰となっている圃場が多く見られます。

 予想されている暑い夏を乗り切るには、適正な生育量にコントロールすることが重要です。

 直ちに中干しに入りましょう!

当面の技術対策

圃場を確認し、有効茎数が確保された圃場から直ちに中干しに入る。

茎数が過剰な圃場では、強めの中干しを実施する。

茎数確保が遅れている圃場でも、穂肥前には中干しを終了できるよう、遅くとも7月に入ったら中干しに入る。

効率的な水管理には作溝が不可欠です!

今後の降雨の状況によっては、用水事情が悪化する可能性があります。

必要最小限の量で圃場全体に水が行き渡るよう、作溝はしっかり掘りましょう。

3か月予報では8月の気温は高くなる見込みです。高温による米の品質低下を抑える、登熟期の「飽水管理」にも作溝が必須です。

地域全体に用水が行き渡るように関係者でよく話し合い、用水を効率的に利用しましょう。

お問い合わせ

農業技術環境課作物振興 

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