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掲載日: 2022年3月16日
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籾摺り作業は、乾燥終了後5~7日程度経ってから行います。
作業前に玄米水分を再度チェックし、適正水分15%(又は15.5%)であるか確認します。
(水分が高いと、脱ぷ率が悪くなり、同時に肌ずれも生じます。)
作業前に籾摺り機のロール点検を行い、ゴム厚が残り1/4以下になったら新品と交換してください。
ロール間隔は、脱ぷ率(籾殻が取れた比率)が80~85%になるように調整します。
品種によって粒径は異なりますので、その都度、ロール間隔の調整を行ってください。
「はえぬき」は粒径が大きいため、1.3mm~1.4mmとします。「ササニシキ」等の粒径の小さい品種は、これより0.2mm程度狭くします。
選別は、整粒歩合80%以上を目標に、品種に合った網目の選択や機械の調整を行ってください。
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