掲載日: 2025年4月11日
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山形県内のさくらんぼの生育状況や管理作業等について、本日から収穫期まで週2回を目安に配信していきますので、どうぞご覧ください。
【生育状況】(4月11日現在)
さくらんぼの生育は、平年並みと見込まれます。
園芸農業研究所のさくらんぼ「紅秀峰」は3月23日、「佐藤錦」は3月26日に発芽し、緑色の花芽が膨らんでいます。
【管理作業】
さくらんぼは、降霜の被害を受けると雌しべが凍結・枯死して実が成らなくなります。雌しべは、開花直前が最も低温に弱くなります。このため、生産者は霜の凍結からさくらんぼの雌しべを守るため、樹の周りで火を焚く対策(燃焼法)のほか、樹上からスプリンクラーで散水し、水が凍る際に発する熱で花芽を守る対策(散水氷結法)などを実施しています。
「佐藤錦」の樹体
(4月11日 園芸農業研究所)
「佐藤錦」の花芽
(4月11日 園芸農業研究所)
燃焼法による防霜対策
散水氷結法による防霜対策
お問い合わせ
問い合わせ先/023-630-2249
関連情報
2024年6月4日令和6年産さくらんぼの作柄補完調査結果について
2024年6月25日さくらんぼ生育情報(令和6年6月25日)【園芸大国推進課】
2024年6月18日さくらんぼ生育情報(令和6年6月18日)【園芸大国推進課】
2024年6月11日さくらんぼ生育情報(令和6年6月11日)【園芸大国推進課】